イープロスペック

「CatMemoNote」の初期化予防

「CatMemoNote」のデータが初期化されてしまう現象を予防するソフト

CatMemoNoteを初期化からの自動復旧

はじめに

CatMemoNoteはPyo(PapparaSoft)さんが公開している「メモ管理ソフト」です。

CatMemoNoteのいいところや使い方などは、たくさんの方が公開しているのでここでは省略します。

とにかく、自分にとってはお気に入りの手放せないソフトなのです。

CatMemoNoteを起動させると設定が初期化されてしまっている問題

作者のページでも掲載されていますが、CatMemoNoteを起動すると設定が初期化されてしまう現象がたまに発生します。

でも大丈夫です。「system.ini」ファイルさえきちんとバックアップしていれば、簡単に復旧させられます。

以前は『たまに』だったのですが、最近(2021年なってくらいから?)頻発するようになってきました。

さすがに簡単な作業とは言えめんどくさくなってきたので、自動的に修復するプログラムを作ってみました。

正確には修復というよりも、初期化される現象を予防するソフトです。

自分のとこでは、うまくいってます。

CatMemoNoteをProgramFilesにコピーして使っている場合は、うまく初期化予防できないと思われます。

初期化予防ソフトの紹介

「CatMN2.exe」というソフトを作りました。

CatMemoNote_05

「CatM2.exe」をCatMemoNote.exeと同じフォルダー内に置き、CatMemoNote.exeの代わりに「CatMN2.exe」を起動するだけです。

もし、初期化されていれば修復してからCatMemoNoteを自動で起動します。
初期化されていなければそのままCatMemoNoteを起動します。

CatMemoNoteを起動した後は、「CatMN2」は終了し、常駐することはありません。
また、このソフトでは独自のバックアップ用のファイルは作成しません。
あくまでも「CatMemoNote」が作っているファイルから初期化防止作業を実施しています。

また、すでに初期化されてしまっている状態からの復旧はできませんのでご了承ください。

CatMemoNote Ver2.2専用です。

初期化予防ソフトの設置方法

ダウンロードしたファイルはインストーラーになっていますので、下記の手順でインストールを進めてください。 といっても、「CatMemoNote.exe」があるフォルダーに「CatMN2.exe」というファイルをコピーしているだけです。

すでに初期化されてしまっているときは、手作業で修復しておいてください。

Step-1

まずはセットアップファイル「Setup_CatMN.exe」をダウンロードして実行ください。

画面の指示に従ってセットアップを進めてください。

Step-2

初期化予防ソフトインストール2

次にコピー先を指定します。

このStepは重要です。
ここで「CatMemoNote.exe」があるフォルダーを指定してください。

Step-3

初期化予防ソフトインストール3

「CatMemoNote」をスタートアップに登録しているときは、このStepで『スタートアップにショートカットを作成する』にチェックしてください。

あとは、メッセージにしたがいセットアップを完了させてください。

Step-4

CatMemoNoteの設定

これはCatMemoNoteの設定になります。

CatMemoNoteをスタートアップに登録している場合は、チェックを外してください。
初期化防止ツールをスタートアップに登録しておけば、「CatMemoNote」はスタートアップ時に自動で起動します。

さいごに

CatMemoNoteの仕様を完璧に理解しているわけではありませんので、環境や使い方によっては初期化防止できないかもしれません。

また、この初期化予防ソフトは特にバックアップファイルなどを取っていなくても大丈夫ですが、不測の事態に備え、「System.ini」と「メモの保存先フォルダー」はバックアップしておくことをおすすめします。

初期化防止がうまくいきますことをお祈りいたします。

WindowsによってPCが保護されました

Windowsの警告

インストールのとき、「Microsoft Defender SmartScreen は認識されないアプリの起動を停止しました。このアプリを実行すると、PC が危険にさらされる可能性があります。」と警告が表示されるかもしれません。
また、ブラウザーからも警告メッセージが表示されると思います。

「ご安心ください。安全ですよ」と自分で言うのも何なので、念のためこんな警告が出るときは用心してください。

信頼してもらえるときのみダウンロードを実施してください。

エラーメッセージ

「CatMemoNote.exeが見つかりませんでした。」というエラーメッセージが出るときは、「CatMN2.exe」が「CatMemoNote.exe」と同じフォルダーにあるか再確認してください。

「CatMemoNoteを修復できませんでした。」というエラーメッセージが出るときは初期化防止がうまくできません。今のところ対処法はありませんが、自分のところでは出たことがありません。
もしこのメッセージが出るときは「CatMN2.exe」は削除して、今まで通り「CatMemoNote.exe」を直接起動してください。